君の舞 きみのまい

腰掛けに座す2人の子の周りを親が回ることで、夫婦の交わりによって作物(種)に新しい命を吹き込む。

演目解説

楽堂に並行して腰掛を置く。上布を着け、花笠を冠った「君の舞の子」と称する別当と、桃田地が扇を手に挟んで持ち、腰掛を中心に向かい合う。
別に「スリササラ 」を肩にした「囃子」が二人立ち 、別当も楽堂の中央に腰掛ける。
笛太鼓、スリササラの楽で
「チャチイ、チイチイチララウラーラ」
と口拍子をとると、二人の舞い手はその場で一度まわり、次に逆まわりで場を入れ替わる。
これを二度すると、二人は背中合せに腰を掛ける。するとそこに上布をすっぽり頭からかぶり、手に「シッテリ」を持った「君の舞の親」が出て、腰掛のまわりを廻り舞う。

二廻りすると親は、子の扇を取り次ぎの問答をする。
次に「スリササラ」を取り問答をする。
次にしってりを取りて問答をする。
次に扇を取りて問答をする。

さて問答(トガメ)が済むと子は立ち上がる。囃子が変わり「十六拍子」となると三人が逆まわりの輪になり、跳びはねる様な感じで手を大きく両方にはねる。この振りは美しいものである。次に親を中心に入れ、スリササラの二人も入り、舞いつつ三周して帰る。
後には親のみ残り、《しん舞い》を舞い続ける。

映像メタデータ

演目名
君の舞
撮影年
2025年
撮影日時
2025/02/15
映像長
0:21:13
撮影カメラ数
3台